黒猫

先日、ふらふらと町を歩いていました。
すると、なんだか、ある小説の一場面のような情景に出会いました。

アンティックな雰囲気が漂う喫茶店『のばら』というお店の看板に黒猫が顔をのせて寝ていました。

小説に出てくるような情景だなと思いながら、そこにとまっていたら。喫茶店の中から、黒い服に白いエプロンをした口ひげのおじいちゃんが出てきました。

その瞬間に、中から、ジリリリという黒電話の低い音が。。。

おじいちゃんは、のんびりなようないそいでいるような感じで、いそいそと中に戻っていきます。

ありそうでなさそうな情景ですが、何もかもが、今の時代とすこしづづずれていて。
こんな景色が、今も残っていることや実際に目に出来たことが、なんだかうれしかったです。