誕生日

mermaid01012006-03-24

散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、 だアまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

今日は、母の誕生日です。

偶然、今日、私は、金子みすずという人を描いた一人舞台を見ました
題名が<空のかあさま>
波乱万丈で情熱的で優しい生き方をしたみすずの一生と
それだけでなく、みすずの詩をいくつも、いくつも朗読して
それとみすずの人生が連結されて、演じられていました。

最後に、自分が26歳で死ななくてはいけないことを知ったみすず自身が
子供を思い、一人ごとを言っています。

この場面から、私が感じたことは
空や大地等のさまざまな見えるもの見えないものにまかしてみようという、それらはまかすだけのものかもしれない。こんな、すべてのものに対する大きな愛情でした
もしかしたら違うかもしれませんが・・・
私は、まだ親の気持ちは分かりませんが
ちょっとだけ、自分の親の誕生日の日に、親が持つ強さや優しさを考えてみた一日でした。