楽しい一日展示巡り

久しぶりに展示を見て周りました

まずはじめに行ったのが、吉祥寺にある古谷さんのドローイング展に行きました。筆で描いているようなゆらゆらぎざぎざとした線で描かれた半円形が、迷路のように画面いっぱいに描きこまれていました。線のざわざわとした雰囲気を楽しみました。古谷さんの作品を見た瞬間に、モンドリアンの、花の咲くりんごの樹を、ふっと思い浮かべました。展示作品の中に、一枚だけ、これらが一本の樹であることを示唆しているような作品がありました。葉っぱか、鳥か。。。樹にいっぱいくっついていました。

ナポレオン展:絵描きさんに誘われてナポレオン展に行ってきました。一人の作家を見ていくというのではなく、ナポレオンを見るために作品を見ていくという形でした。多数展示されていた絵画、彫刻、装飾品、書物等が、さまざまに描かれていて、一人の人間がこんなにも多くの作品を生み出す基となったのだな。。。と、思いながら作品を見て行きました。

アサヒアートフェスティバルで展示をされている照屋勇賢さんの作品が気になって見に行ってきました。さまざまな種類のマクドナルドの袋を切り絵のようにして、組み合わせたり、張り合わせたりして、一本の樹にしています。派手派手なマクドナルドの柄が、不思議と樹が色ずいている綺麗な景色のようになっています。この袋が産まれるためには、こうした美しい樹が犠牲になっているんだよな・・・と考えながら作品を見ていました。
http://www.asahi-artfes.net/program/b.html

今日は、いろんな方向の作品を見て周った気が。。。でも、面白かった。