KIOKU2

mermaid01012010-06-06

昨日ご紹介した高野さんとお話していたときに、作品タイトルと同じ名前の映画があるとおっしゃられていたので。さっそく見てみました。とても奇麗で素敵な映画だとおもいました。。。

エターナル・サンシャイン
チャーリー・カウフマン脚本
ジムキャリーケイトウィンスレット主演

恋人に振られた男性がその恋人の記憶を消すために病院にいって治療をうけます。治療中に消したくないと思うようになり、記憶を消されないように意識のなかで試行錯誤するお話です

文字や絵やものや写真とかをもとにスパイシー(http://spysee.jp/)のような消したい記憶の相関図をつくって、これを基に記憶を消していきます。主人公が記憶を消されたくないと思って抵抗をしはじめたとき、この相関図にはない記憶へ記憶の中の二人が逃げ、元恋人を消さないようにします。消されないように逃げる記憶の世界のなかで、シチュエーションや時代や場所がちぐはぐな組み合わせになって、シュールで美しい光景がたくさん登場します。
さまざまなものが記憶と結びついていて、でも相関図のようにすっきりとまとめられるものでもなく、記憶の大切さや不思議さや不甲斐無さをかんじる素敵な映画だなとおもいました。。。