shinbiyo12月号 大学の恩師への思い

「shinbiyo」12月号に書かせいただきました

美のフォークロア〜季節に秘められた髪の美意識〜「一年の終わりと髪」 増井真理子

12月号で1年間続けた連載の、最後の文章となります。もしよかったら、お読みいただけたら幸いです。


http://www.shinbiyo.com/magazine/shinbiyo/2010_12/index.html

この連載は、大学の時から続けていることを書いているのですが。この連載が決まった去年の9月ごろ。私がこうした文章を書き始めるきっかけとなった尊敬する恩師が亡くなりました。大学のころからの先生だったので、もう9年以上もお世話なっています。今まで、誰かがなくなってこんなに悲しいと思ったことはないほどでした。今でもあまり信じられなくて、今でもどこかに居るのではないかな・・・と不思議な感じがしています。


恩師が亡くなって何日か後、この連載の話をいただくことに。何かどこかで先生が応援してくれているような、そんな不思議な気持ちになりました。
とても明るくてエネルギッシュだった先生だったので、落ち込んで過ごしているよりも、頑張っている姿を見せたいとおもいました。

1年間の連載が無事に終わって12月の最後の連載が終わったら、恩師への感謝の気持ちを書きたいと思っていました。
先生に出会えたことや話したことや教えてもらえたことに、本当に感謝しています。この出会いを、大切に、これからもいろいろなことを大切に見つめて行きたいと思っています。


また、この連載では、編集の担当の方が、本当に本当に力になってくださりました。この連載を通して、自分の関心や今後書きたいことなどが、より明確になったように思います。それは、この方がいてくださったからです。編集後記で、担当の方も、今回の連載への思いを書いてくださっていて、本当にうれしかったです。



人と人が繋がって、何かを生み出していくということの、不思議さとか大切さとかを本当に感じた特別な一年でした。