アルン

ギャラリーで知り合った崔さんの展示に行ってきました。こちらは12月京都で開催されるアルン展のプレイベントとして開催されました。
アルン展とは、全国の在日韓国人のアーティストが集合して大きな展示会をするそうです。

崔さんや崔さんの知人と実際にお話をするうちに、韓国の人達は、本当に北の人も南の人も一緒に生活できるようになることを望んでいるのだなと感じました。そういった気持ちのもめられたオブジェが展示されていました。
またオープニングイベントとして、日本人のアーティストが板三味線を、韓国人のアーティストが韓国の琴をひき、日本の舞踏家が舞うというイベントをしました。ほとんどのお客さんが在日韓国の人達であるという中で、日本人がどのようなことをするのか、とても緊張しました。
一緒に出かけた黄さんという女性の方が、韓国の琴の音を聞いて、この楽器を単独で演奏している時よりも、日本の音楽家、舞踏家と一緒に演奏した時の方が、その楽器の美しさが出ていると言っていました。
なんだか、黄さんのこういった言葉がとても嬉しく思いました。

また、こういった機会がなければ、自分自身が日本人として他国の人に対してどのような考えを持っているのかを意識する機会もないように思いました。

このような「出会い」や「考えるきっかけ」を大事にして行きたいと思います。