憧れの洋館
埼玉県川口市末広付近に、大正12年に建てられた大きな洋館があります。
今も、実際に、使用されているようです。
旧、御成街道沿いに建てられた洋館は、煉瓦造り、青銅のパラペット、窓枠の石造り・・・しかし、よく見ると、屋根は瓦であったり、お庭は日本庭園であったり・・・。
和洋折衷の混ざり合った近代日本の独特の雰囲気が伝わってきます。
1920年代は、建築の本をぱらぱらとめくると分離派というグループが活躍していたらしいです。分離派といっても、クリムトなどが活躍したウィーン分離派ではありません。
日本の分離派は、ウィーンの分離派の様式を受け継いだというよりも、いままでの様式から分離したものを作ろうといった意味があったようで、具体的な様式というものを持たないといった説があります。
この洋館は、日本の近代建築史上、いったいどういった様式にあてはまるのでしょうか??
すごく気になります。
ご存知の方がいらしたら、是非、教えていただきたいです・・・・