吉村順三展

http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2005/yoshimura/yoshimura_ja.htm
芸大美術館でやってます 12月25日まで★

吉村順三展に行ってきました
会社の人が招待券をくれたので、せっかくだと思っていったので、どんな人だかよくわからずに行きました。

入り口には、「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか」

・・・とこんな言葉が。

なんだか、優しい言葉だな・・・と感じながら、中に入っていきました。

一番、好きだなと思ったのが、吉村さんの軽井沢ののお家です。ものすごく見晴らしの良い2階は、くつろぐ部屋になっています。暖炉があって、座りやすそうないすがあって。落ち着く明かりがあります。会場の中にあるいくつもの写真のなかで、どこが一番気持ちよいだろうとおもったら、軽井沢のお家の写真でした。

この建物を説明するビデオの中に、吉村さんの奥様の言葉がありました。「吉村は、雨の日にこの2階から外を眺めるのが好きでした。自分が自然の中にいるということを感じるからです。また、雨の中、この2階から外を眺めていることはとても守られているという気持ちがする」とありました。

建築について、よく知らないのですが、人間らしくて優しいフンイキでいっぱいのお家なだと思いました。