国会図書館

mermaid01012006-07-04

久しぶりに、資料調達に行ってきました。今書いている原稿で、どうしても読んでおきたい資料があり、足を運びました。

国会図書館に通い始めて、もう7年くらい経っています。この7年で感じたことは、国会図書館のシステムのハイテク化と国会図書館までに行く路の警備の強化です。
9.11の後くらいから、国会や自民党本部を警備する人の数が倍増しました。槍みたいな工具やさくも増えました。
今日も、一段と警備の数が多く、武器の種類も増えていました。

この道のりとは対照的に、国会図書館の中は、静かで、庭には彫刻があって、緑がいっぱいで、本もいっぱいです。何人かは、毎日来ている人もいます。何年か前と同じ席で、本をいっぱい読み続けているおじいちゃんとかもいます。この図書館が、燃やされるようなことは、絶対に無いと良いと思います。小川洋子の小説で、「本は焼けても、物語の記憶は消すことは出来ない」という台詞があります。難しいことは分かりませんが、このような台詞を言わなくてはいけないような環境にはなりたくないと強く思います。