映画「our daily bread」「 いのちの食べ方」

mermaid01012009-03-23

3日前くらいに、いのちの食べ方という映画を見ました
ドキュメンタリーの映画で、ほとんどセリフとかはありません
なんとなく、ツタヤに行き、なんとなく借りたのですが。
見る勇気がなくて、レンタル期限ぎりぎりまで、部屋においておきました。
見ることや、感想をかくことに、ものすごいエネルギーをつかう映画のような気がします。。。

http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/main/main00.htm

以前に、ダーウィンの悪夢というヴィクトリア湖ナイルパーチ
とそれに関わる人達のドキュメンタリー映画を見ましたが。
それに似た、メッセージを感じました。

大量消費される「いのち」の現状みたいなのを感じます
牛や豚や鳥の生まれてから育つまでの生きている姿から、命がなくなる瞬間、そして肉になるまでを映像にしていたり
繁殖とか、分娩とか。植物の農園の育つ姿も。
かなり普段は見れない部分まで映しているので
ショックを受ける人もいるかもしれません。。。ショックを受けない人はいないかもしれません。。。
私自身、かなり驚きました。現状はあまりにすごいのですが、
知っておく必要があると感じて最後までかなりがんばってみました。

あと、映像が、ほんとうにとても綺麗に撮られています。
お花畑に農薬を散布する機械が、装置を開く時の映像は
おもわず見とれてしまいました。ただ、とても美しいシーンだけれども
その瞬間に数え切れないくらいの命がなくなっているのだとも感じました。

そして、働いている人達は、みんな無表情です。一見残酷にみえてしまいますが
働いている人達は少なくともその現状を見ていて。その上で食べているのだな。。。と感じたり。

私は、見てよかったと思いましたが、
人によってはショックをうけすぎてしまうかもしれないとおもいました。
ツタヤでレンタルされています。