季節はずれに夏
これは昨日とった春の雲の写真
季節はずれですみませんが
ただいま、夏のための雑誌の原稿を書いている関係で
気持ちが夏になっております。。。
原稿内容とはまた違ったことなのですが
夏・・・のお祭り
この映画に、夏のお祭りが出てきます
隠し砦の三悪人は、火祭り
七人の侍は、田植えの祭り（昔は夏のお祭りとされていた）
あのお祭りの一心不乱に集団で祈りをささげるシーンが
とてもとてもとても凄みがあって
頭から離れません
夏と聞くと、フラッシュバックのように
このシーンと音が出てきます
逆に、このシーンと音を思い浮かべると
夏の「もわっ」「じめじめ」「ぎらぎら」していて
汗がじめじめと出てくるかんじを思い出します
寒い寒い冬を越えて
日本独得の高温多湿な夏に
爆発するような集団の狂気のような姿が
ギリシャ神話に出てくる
人がとても開放された状態の
デュオニソスの狂気のお祭りのようです・・・
この間、黒澤明「八月の狂詩曲」
も中学生に学校で見て以来、改めてみたのですが
70歳以上のおばあちゃんたちが、原爆でなくなった人に対して
真夏の暑いなか、原爆が落とされた日に
お堂で集団でお経を唱えるシーンがあります
このシーンも、この年代の人たちが祈るからか
非常に印象が強かったです
・・・・・
季節はずれに、一人、ぎらぎらと夏の暑い気分になっていて・・・
思わずアイスを食べたりしましたが、やはり、まだ春。寒くなりました。。。
