something magical

ギャラリーの近所になにか不思議なものが落ちていました
鉄の塊に見えますが・・・一体何なんでしょうか?
何かの機械の部品の一つに見えますが、捨てずにここに置いてあります

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昨日、家の本棚に置いてあった本を見てみました・・・
「建築家なしの建築」著Bルドフスキー
ここにでてくるだれが作ったとも分からない様式の名前すらない建物や街の写真がたくさん紹介されています
「可動建築」というのが、なんだか、不思議で興味深かったです

丁寧に綺麗にわらであまれた屋根を4-5人くらいで柱のようにして支えていて、時にはたたずんだり、移動したりしている写真がいくつか紹介されていました

どういった理由でこうしたことがおこなわれているのか詳しくは説明がされていないのですが
まるで、大きな帽子のようでもあり、車のようでもあり、人を守る家のようでもあり
地鎮祭とかおみこしのような何か儀式をしているようでもあり・・・


著書のなかで、最初のほうに、「ヒヒの一匹が、日よけのためにゴザを頭の上にのせて熱さを防いだ」といった内容のことが書かれています
なんだか、この言葉とこの写真が頭のなかで結びつきます・・・
きっと、この可動建築のずっとずっと起源をたどっていくと、日よけのゴザだったのかもしれないな・・・
などとおもってしまいました