森美術館へ☆

ギャラリーのお休みの日。
現在、森美術館で開催中の、小谷元彦「幽体の知覚」展にいってまいりました

展覧会公式サイト<<http://www.mori.art.museum/contents/phantom_limb/>>

断片的に実際の展示や展覧会写真を見てはいたのですが、こうした全体の流れでみたのははじめてでした

<<http://www.flickr.com/photos/moriartmuseum/5244868945/in/set-72157625559638898/>>


森美術館の大きな空間に小谷元彦さんの15年ぶんくらいのたくさんの作品が並んでいます

私が印象に残ったのは、生物の構造や身体から、生命とか気配とか空気とか感覚とか感情とか目に見えない何かを発している・・・オブジェ達でした

人物も植物も動物のそうしたオブジェ達をみていると、なんだか同じようなモノに見えくるのだなぁ・・・とおもいながら見ていました。

最後の部屋にあった、ホロウシリーズは、おそらく一番最近の作品だとおもうのですが・・・。
やわらかなリボンや煙のような曲線で人物や植物のオブジェが浮遊してたり、壁から生えていたりしていて。ものすごくやわらかな雰囲気なのに、近づくと骨のような堅いもののようでで、不思議な感じがしました。きっと、それは、少し前の作品の骨のシリーズの作品と重なるような質感なのかなとおもいました。作品に強めにあてられている光の影が作品のおくに広がっていて、それも凄い雰囲気を増幅させていました。