猫まっしぐら

mermaid01012004-06-30

猫まっしぐら・・・。この言葉は、人間にあてはまるかもしれません。人間が猫にまっしぐらなんです。以前、救出した子猫がいると日記で書きました。この子猫がどんどんかわいく成長しています。日に日に可愛くなっていくんです。親ばかだとは分かっていますが、世界一可愛いと思います。
そして、もう、子猫を誰にも渡したくない!!といった気持ちに達してしまいました。
しかし、誰かに飼っていただくのが一番幸せなのかな・・・とも思います。
い・ち・よ・う、里親募集中です。でも、もしかしたら、あげることが出来ないかもしれません。もし、飼ってくれる方がいて、お渡しする時にはこのくらいの気持ちがこもったにゃんこなんです!!

現在、「下妻物語」でブレイクしている、嶽本野ばら流のロココ時代の精神で考えると、「欲しいものは何が何でも手に入れる・・とにかく手に入れれば良い・・自分が幸せなら良いの」といった考え方です。しかし、ここは埼玉県で、フランスのロココ時代ではありません。もちろん、貴族でもないです。ここは日本だから、このような精神は認められないし、お城じゃないからスペースもなしし、貴族でもないから自分が子猫の世話をしなくてはいけません・・。
小説では、ロココを愛する少女が現代の日本で生活しています。ロココに産まれていれば自然だったすべての行動が現代の日本に生まれたがためにすべてが適応できないようになります。野ばらの作品には、この非常に大きいギャップの中でも強く生きている女の子が主人公になります。野ばらはこんな人に対して小説を書いている・・。

野ばらの小説では、悲劇で終わる事が多いです。しかし、「下妻物語」は、珍しく明るい光が見えた終わり方でした。
猫ちゃんの事を考えたら、明るい光の方を選んであげたいです・・・。
何とか、その方法を探したいと思います。