汗???

資生堂ギャラリーで十文字さんの展示を見て行きました。

十文字さんの展示は「落ちる水」とあるように、さまざまな水が落ちる様子が映像や写真に収められています。日常の風景を映したものもあったのですが、メインになっているのは滝の写真と音でした。

自分が沢やら岩やらをお猿さんのように登っていたため、今でも実際の沢や岩を見ると手に汗をかいてしまいます。谷川岳一ノ倉も登ったんですよーー!!(ちょっと自慢してみました。)十文字さんの滝と音を体験すると、その沢の滝の前にいるような錯覚を覚えました。ただ、何でだか分からないのですが、実際の山を前にした時に出る汗が出なかったんです。山イコール汗と体にインプットされているため、それがないととても不思議さを感じます。沢や山の壁にくっついて、ものすごい自然を前にすると頭が何だか良くわからない状態になります。怖くて怖くてもう何だか分からなくなるんです。それでも登ろうとして、家に帰ろうとする自分が居て、自分も動物なんだなと感じたり・・・。

私は、このような沢の風景を見ると、登るものとゆうか自分がそこにいたらとしてみてしまいます。でも、十文字さんの作品は、空想でもその沢の中で登ったり、うろうろしたりできないように映し出しています。岩壁がはっきりと見えないようになっていたり、切り取られていたり・・・。落ちる水に集中し、完璧に映し出そうとしています。

私が汗が出なかったのは、きっと、自分がそこにいたらとゆうのが考えられない状態に意図的にされているのだと思いました。妙に汗が出ない事が気になって作品を見るよりもなんで体がそうなっているのかを不思議に思い、考え込んでしまいました。

自分の汗が出ない理由を考えるといった変な感想になってしましました・・・。
(反省)

話は変わりますが、友人のティアが外苑前で展示をするみたいです。
もし良かったら、是非是非、足をお運びくださいませ・・。
http://tea.kt.fc2.com/tea.htm